Jasrowのひとこと

2008/05

今から丁度20年前のゴールデンウィークに、水戸駅前にできた百貨店の開店祝いに演奏を依頼され、新日本フィルのメンバーにお願いして小編成のアンサンブルで演奏をしました。社長はじめ、地元名士の方々によるテープカットのあとは、地元出身の詩人である野口雨情に因んだ曲を演奏しましたが、悲しい曲が多くてめでたい開店祝いに相応しい曲を選ぶのに苦労したことも今では懐かしい思い出となりました。

司会担当のビリーバンバン菅原さんには、その時はじめてお会いしました。演奏のあとにはパントマイムがあり、汎パントマイムとの出会いもこのときでした。いずれパントマイムと演奏のコラボレーションも企画しようと思いながらまだ、私は実現できずにおります。そろそろ決断しなければと思います。

 さて、長い間お世話になった、作曲家のはじひろしさんの訃報が先日入りました。私が弦楽四重奏のコンサートを企画するたびに新曲を書いてくださいましたが、いずれも格調の高い曲でした。
ポピュラーな曲のアレンジもお願いしたことがありますが、一時間の間にさっと書き上げる腕前は見事なものでした。稲城市の教育研究会や、東京文京区の図書館で演奏した、はじひろし主宰モダンバロックカルテットは、交響曲をたった四人で演奏しても堂々たる響きの出るすばらしい編曲をして演奏してくださいました。ジャズも得意としており、マルチ音楽家でした。惜しい方を失い、悲しい気持ちで一杯です。謹んでご冥福をお祈り申し上げます